真実?釣り?ショートアニメ「トイ・ストーリー2が消えた」を考察してみた



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2012年5月、アメリカのサイトに公開されたショートアニメ「トイ・ストーリー2が消えた」は、瞬く間に世界中に広まって、その内容は以後ずっとトリビアとして語られています。

アニメを作ったのがトイ・ストーリーを制作している会社ピクサーの社員なので、実話と信じている日本人もたくさんいるようです。

その真相は、本国ではジョークと思ってる人も多く、本当なのか嘘なのかちょっと怪しい都市伝説になっています。




■制作途中でデータがほとんど削除された

問題のショートアニメは、2人のアメリカ人が運営するサイト「TESTED」で公開されました。内容は、トイ・ストーリー2の制作途中にスタッフがミスでデータをほとんど削除してしまった時の話です。

たくさんの人が長い時間をかけてきたものが失われ、バックアップも不十分で焦りまくるスタッフたち。

もう期日までに映画作るのは無理!と思われた時、子育て中で在宅勤務の女性社員が、自宅で仕事をするためにバックアップを持って帰っていたことがわかり無事復元することができた、というストーリーです。


■赤ちゃんに救われた映画の完成

ピクサーがメインで使っていたのはLinuxのマシンでした。うっかり削除のコマンドを実行してしまったことが原因だったので、PC愛好家の人たちは背筋がゾッとし、Linux使う時はこれが怖いぞ、と情報を拡散しました。

また、バックアップをもっていた女性の赤ちゃんの名前を出して「イーライがトイ・ストーリー2を救った」と、赤ちゃんヒーロー伝説にもなりました。




■ピクサーとディズニーの製作秘話

その頃ディズニーでは、アニメ映画がヒットすると続編をビデオソフトで出していました。トイ・ストーリー2も最初はビデオの予定でした。長編映画とビデオでは制作担当が分かれています。

監督のジョン・ラセターさんは当時は映画を中心に作っていたので、初めは「2」には関わっていませんでした。しかし、出来上がったストーリーがあまりに素晴らしく、急遽映画にすることになりました。クオリティを上げるため、ジョン・ラセター監督の指揮で全体を映画として作り直したのです。

「消えた話は作り直しに時間がかかった言い訳のためのジョークだ」と思ってる人も、実はたくさんいるのです。


■信じてない人の根拠

3DCG映画作ってるにのバックアップがない、ってのがまず信じられない人は多いようです。

また、このアニメが出たサイトを運営しているふたりは、ディスカバリーチャンネルの番組「怪しい伝説」のキャスター二人なのです。「怪しい伝説」は現在ディスカバリー日本の放送でもやってます。キャスターが都市伝説を検証していくバラエティ番組です。

そしてアニメの作者は「これは99%実話」とコメントしています。いいですか、100%とはいわないんです。ピクサーは会社として一切この話に触れたことはありません。




真実か釣りか、なかなか判断できませんね。

でも、トイ・ストーリ2から12年も経ってからわざわざこんなアニメまで作って、都市伝説番組関係のサイトで発表するって・・・。

嘘なら、なかなか手の込んだシャレたジョークですね。

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