現代の少女と若者を宮崎流に表現?「千と千尋の神隠し」に隠された秘密



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地上波で、もう何回も再放送がされているジブリの大人気作「千と千尋の神隠し」。

多くの人は1度は見たことがあるんじゃないかと思いますが、今回はより深く物語を読み解いていき、見た人でも気づいてないだろう部分を書いてみました。




■あの世界は「性風俗産業」を現していた!

「現代の少女をとりまく現実をアニメで象徴させようとした為、性風俗産業の話になった」と宮﨑駿監督はインタビューに答えています。

たしかに来るお客の神様は女の神様がいませんでしたし、女の子の従業員の服が上着を脱ぐと背中がパックリ空いていてセクシーだったのでドキッとした人もいたのではないでしょうか。

なるほど、ヒントは沢山転がっていたんですね。


■カオナシは「現代の若者」!

『さみしい さみしい 僕ひとりぼっち
 ねぇ 振り向いて こっち向いて
 食べたい 食べたい 君 たべちゃいたいの
 君 かわいいね
 きっと寂しくなんかならないんだね』

これは宮﨑駿監督が作詞したカオナシの歌です。

「好きな女の子が自分の思い通りにならないとすぐストーカーになり暴力に走り、砂金を振りまいて人を操ろうとし傲慢な態度を取るが、本人には中身というものがなく、他人の声でしかものをしゃべれない」と宮﨑駿監督は答えています。

なるほど、確かにカオナシは自分の声ではなく誰かの声を借りて喋っていましたね。

自己肯定感がなくいつも孤独のような気がして、誰かと一緒にいたいけれど仲良くなる方法も分からない。自分の居場所が見つけられない現代の若者を現していたんですね。




■千尋はちゃんと偽の名前で契約していた!

千尋の名前は「荻野千尋」ですが、契約書には荻の火の部分を犬と書いています。ハクの言いつけを守っていたんですね。

ちなみにハクは本名を湯婆婆に教えてしまって完全に支配されていましたが、その他の従業員達は偽の名前を契約書に書いたため完全には支配されていないのだそうです。

その契約書を変えて全員を完全に支配するために、湯婆婆は「魔女の契約印」をハクに盗りに行かせたんですね。


■ハクの手は「永遠の別れ」を現している。

宮﨑駿監督曰く、最後のハクと千尋の繋いでいた手が離れた後ハクの手だけが映っているのは、2人の永遠の別れを現しているのだそうです。

ハクは川の神様ですが、自分のいた川はもう現実世界にはないので名前を取り戻してもやはりハクは帰れないのでしょうか・・・。




ジブリ作品は何回見ても新しい発見があるのが凄いですね。奥が深いです。

皆さんも、既に見たことある作品でも見直してことをオススメします。

きっと、前回とは違った見方が出来、また何かしらの発見があると思いますよ。

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