マギに出てくるファナリスって何者?大胆仮説を立ててみた
ファナリスという戦闘民族がいます。
人気アニメ「マギ」で、メインキャラクターであるモルジアナが、そのファナリスの民です。
ファナリスについては謎があると思うので、ちょっと考察してみたいと思います。
―ファナリスとは?
ファナリスとは、未開の地といわれている「暗黒大陸」で伝説と語られている戦闘民族のことです。
ちなみに「暗黒大陸」という呼び名は、「未開・未征服の地」としての蔑称にあたるので、正確な地名としては「カタルゴ」が正しいと思われます。
ファナリスには外見的特徴があります。燃えるような赤い髪、筋肉に覆われた見事な体格。
「暗黒大陸に馳せし最凶の狩猟民族。どんな攻撃をもかわす俊敏さの前には、何者も無力。その蹴りは雷槍のごとく、百獣の王ライオンの腹を一撃でつらぬくという。まさに地上最強の猛獣」
―なぜ奴隷に?
ここで疑問に思うことは、それほどに強い民族がなぜ捕まり、奴隷として扱われていたのかということです。
捕まった後は、大人のファナリスでも壊せない足枷をつけられていたようですから、そこはまあ仕方ないでしょう。
ファナリスの民を奴隷狩の対象とし、捕らえに出向いた者たちは、捕らえるための奥の手を持っていたのでしょうか?
―気になる点
今まで作品中には、モルジアナとマスルールしかファナリスの民は出てきていませんでしたが、レーム帝国にてファナリス兵団が登場し、多くのファナリスの民が出てきました。
その兵団の団長であるムー・アキレウスが意味深な台詞を言っています。
「時間の流れも、体のつくりも、与えられた運命も……全部違うんだよ…………不自然なんだ!それは俺たちも同じだが…だからうぬぼれるな。わきまえろ。自分がなんなのかから目をそらすんじゃない!!」
ファナリスのその人間離れした戦闘能力といい、「強い人種」という括りでは済まされないような気がします。
レーム帝国が戦争をする相手のマグノシュタットも、魔導士たちの悲しい過去があり、魔導士と普通の人間の間に深い溝がありました。
ファナリスと普通の人間関係ともどこか似ている気がします(上下関係は逆ですが)
―仮説
一つ大胆な仮説を立ててみます。
ファナリスは向こうの世界・・・つまりアルマ・トランの人間ではないのでしょうか?
その為、なんらかの理由で彼らが「奴隷」としてこちらの世界で狩られることになってしまったのではないでしょうか?
彼らを簡単に捕らえられる弱点を知っている者がいるとすれば、疑問も解けると思います。
アラジンの謎、アルマ・トランの謎が解ければ、ファナリスの謎も解けるかもしれませんね。