当初ヒロインは一人だった?「となりのトトロ」のトリビアを5つ書いてみた



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宮崎駿監督が、親御さんに広く愛されるようになったきっかけが「となりのトトロ」です。

今ではジブリのトレードマークになったこの作品も、実は様々なトリビアが隠されています。

それを今回は紹介しますね。




■一人が姉妹に

この作品のポスターは、中盤シーンである雨のバス停で待つサツキとトトロの場面が、「忘れ物を届けに来ました」というキャッチコピーと共に描かれています。

実はこれとは別に、サツキの服装をして成長したメイのような顔の少女がトトロと一緒にバス停で待っているイメージ図が存在します。

実は当初、ヒロインは一人でした。ところが作品が映画化されるということで尺が伸び、困った監督が姉妹にして逸話を増やそうとした結果、姉妹の物語になったそうです。


■入浴シーンがカット!

ディズニー経由で海外に広く広報されているこの作品。

しかし、実はある部分がカットされていることはあまり知られていません。それは序盤の親子の入浴シーンです。

実は父親と娘が裸で一緒に入浴するのは、海外、特に米国では虐待行為に該当します。

実際、日本の外交官の男性が娘と一緒に入浴して事件沙汰となったことがありました。

日本の団欒描写では、海外では思わぬ評価を受けてしまうのです。


■お母さんの病気は結核

療養所に入院しているサツキとメイの母親が一体何の病気にかかっているか?劇中では病名は具体的に出て来ません。

しかし、物語の舞台となった場所にヒントがあります。

姉妹が住む「七国山」は、埼玉県所沢市の旧東村山の八国山緑地がイメージ元と言われています。ここには、結核患者を受け入れていたサナトリウムが存在していた歴史があります。

従って、サツキとメイの母親は結核患者だと見ることが出来ます。




■サツキが作るお弁当

劇中、寝過ごした父親に替わって、サツキがお弁当を作る描写があります。実はこのお弁当、昭和時代の食糧事情を反映したとてもリアルな描写をされています。

まず9割がご飯であり、おかずは少ししかありません。

メザシ一匹に煮豆、桜でんぶ。全てご飯の上に載せられている状態です。

このお弁当は、宮崎監督自身が幼少期に作ってもらったお弁当がモデルと言われています。


■手抜きが都市伝説に!

となりのトトロを「都市伝説」で検索すると、膨大な情報が表示されます。

一番多いのが、メイが一人で母親に会いに行く途中で池に落ちて死んだというものです。

この証拠と言われているのが、物語の終盤、迷子になってしまったメイの影がないという描写です。

しかし監督によれば、影を描くのはとても手間がかかるそうで、描いていたら公開日に間に合わないから手抜きした結果だそうです。

つまり監督が手抜きをしたがために、メイは憶測で死人にされてしまったのが真相のようです。




となりのトトロは、それまでのジブリの娯楽路線をファミリー路線に転換した記念すべき作品です。

これ以降、宮崎監督は大衆に愛される監督になって行きます。

歴史的転換点の作品をあなたもぜひご家族と鑑賞してみてくださいね。

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