ジブリ幻の作品「海がきこえる」のトリビアを調べてみた



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今では、幻のジブリ作品となってしまった作品です。

そして、ジブリ史上初めて、宮崎駿監督と高畑勲監督以外の人物が監督した作品でもあります。

この知る人ぞ知る作品のトリビアを紹介しますね。




■全国放送されたのは2011年!

この作品が放送されたのは1995年ですが、その時は関東ローカル内のみの放送でした。

ちなみに、この作品の舞台は東京都と高知県ですが、高知県では放送されなかったことになります。

全国枠で放送されたのは、なんと16年後だったのです。


■元々特番だった

この作品は、元々テレビスペシャル用として作られており、わずか72分しかありません。

金曜ロードショーで再放送する場合は最低でも90分は必要なため、再放送が非常に難しい作品だそうです。

そのため、2011年に再放送する際は「ゲド戦記」と併せて放送されました。


■未成年の喫煙シーンがある

この作品が幻と言われている所以(ゆえん)には、未成年の喫煙シーンがあるからだと言われています。

ですが、その行為自体が作品の根幹にかかわるイベントであるため、カットできないそうです。

2011年の再放送では事前にテロップを流したそうですが、不思議と圧力団体からの抗議は無かったそうです。





■監督、受難!

この作品を担当した望月智充監督は、同じ頃別の作品である「ここはグリーン・ウッド」を手掛けていました。

並行してのアニメ作りは過酷だったようで、十二指腸潰瘍になって点滴を打ちながら完成させたそうです。

ところが望月監督の不運はさらに続きます。なんと試写席で宮崎監督と隣に座ることになってしまったそうです。

試写の間も終わってからも、宮崎監督は一切何も言わず、望月監督は生きた心地がしなかったそうです。


■耳をすませばのきっかけ

宮崎駿監督は、この作品を評価していないとメディアで公言しています。

しかし、制作意欲をかき立てるきっかけにはなったようです。

同じような男女の恋愛模様を描いた「耳をすませば」の脚本を書いたのはこの作品を見たからだと、宮崎監督は証言しています。




次の再放送が限りなく不可能な作品ですが、DVDではいつでも見ることが出来ます。

少しタッチの変わった瑞々しい本作を、是非ともご堪能頂けたらと思います。

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