マスコットキャラの常識を覆す!まどか☆マギカの「キュウべえ」とは?



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「マスコット」というのは、幸運をもたらすお守りのようなものの存在の事を言い、その集団などを象徴する存在を表すものです。

TVアニメにおいてのマスコットキャラは、主人公のペットのような立ち位置にあり、そのかわいらしい容姿で人々を和ませ、主人公を応援する支え的存在であったりします。

特に魔女っ子と呼ばれる魔法使いの少女アニメに出てくるマスコットキャラは、「かわいい」担当としてだけではなく、孤独な主人公の唯一の理解者であったり、魔法使いのキーパーソンであったり、作品の中でも重要な役割を担うキャラクターであったりします。

つまり他の作品と比べても、魔法少女にとって、マスコットキャラの存在は絶対的に必要な存在だったりします。




―過去作品のマスコットキャラ

過去を振り返っても、どの魔法少女の傍らにも、必ずマスコットキャラが居ました。

ほんの一部を挙げてみると

<ひみつのアッコちゃん>
しっぽな

<ミンキーモモ>
ピピル、モチャ、シンドブック

<クリィミーマミ>
ネガ、ポジ

<セーラームーン>
ルナ

<カードキャプターさくら>
ケルベロス

彼らは一見動物のような姿をし、愛らしいペットを装いつつ、人の言葉をしゃべり、主人公を時には励まし、時には叱咤して支える存在にありました。


―まどか☆マギカのマスコットキャラ

さて、魔法少女アニメ界に震撼を走らせた革命的アニメ「魔法少女まどか☆マギカ(以下まどマギ)」にも、マスコットキャラは存在します。

それは「キュウべえ」

外見は白い猫のような兎のような愛らしい姿をしていて、人の言葉を話し主人公たちと深いかかわりを持っています。

ただ「従来の魔法少女アニメ」ではない当作品ですから、当然ながらマスコットキャラも今までの物とはまったく異なる存在となっています。

キュウべえのデータは以下の通りです。

・四足歩行動物
・性別はない
・一人称は「僕」
・正体はインキュベーターと呼ばれる、地球外生命体の端末
・キュウべえ自身が選んだ人間にしかその姿は見えない
・会話は特定の対象とのテレパシーで行う。
・基本的には無表情
・少女の願いを1つ叶える代わりに魂をソウルジェム化し、魔法少女へと変化させる「契約」を交わす役目を持つ




―キュウべえの真の目的

作品の当初は、魔法少女たちに助言をし、助ける役割をしていましたが、徐々にその目的が明らかになるにつれ、魔法少女たちにとって憎悪の対象的な存在へと変化していくのです。

キュウべえの目的は宇宙の寿命を延命させることで、魔法少女たちはその為の消耗品にしか過ぎないのです。

キュウべえにとって人間は「問題の解決手段の道具」にすぎず、人間の価値・倫理観が理解できない為、少女たちへの情を持つこともなく、ひたすらに「契約」をすることにしか興味が無いのです。

少女たちが契約する事によって、その後の末路がどうなるかはどうでもいい・・・

一見冷徹に見えますが、キュウべえは地球外生命体であり、人間の持つような感情を持ち合わせていない為、それが「冷徹」かどうかを、人間の尺度で測る事は難しいのではないかと思います。

こんなマスコットキャラ、他にあったでしょうか?

外見が愛らしければ愛らしいほど、その言動・行動の残虐性・冷徹さが際立ち、キャラの個性としてみればとても効果的になっています。

視聴者は「キュウべえひどい」と思う反面、そのブラックなキャラが魅力的にさえ見えたりする・・・。

実際に、キュウべえのキャラクター商品は人気があり、「マスコットキャラ」として成功しているよう思います。




これもまた「魔法少女まどか☆マギカ」が世に打ち出した新しい形のマスコットキャラと言えるのではないでしょうか?

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