もったいない!幻となってしまった劇場版ルパン三世の作品って?



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アニメ「ルパン三世」は、1971年に放送された1stシリーズ(別名青ジャケ)以降、3つのTVシリーズや劇場、TVスペシャルなど、40年近くの間様々な形でアニメ化されています。

大人から子供まで、その名前を知らない人は少ないのではないでしょうか?

ルパン三世に感化され「自分が作ってみたい」と思う監督や脚本家も多いそうです。

色々な人が手掛けてきた「ルパン三世」ですが、そんな作品の中に、ファンの間でも「幻のルパン三世」と呼んでいる作品がある事をご存知でしょうか?



―幻のルパン三世とは?

<1985年公開予定>
劇場作品「ルパン三世(タイトル未定)」押井守監督


これが「幻のルパン三世」です。

なぜ「幻」かと言うと、実際に制作されなかったからです。

それってただの都市伝説ではないの?と思う方も多いでしょう。しかし実際に企画が立てられ、製作されるはずだったのです。

証拠として、1984年発売のアニメージュ10月号には「世紀末の現代に押井ルパンが盗む物は何なのか?」という見出しで特集記事まで組まれています。

押井監督は、

『うる星やつら ビューティフルドリーマー』
『機動警察パトレイバー』
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』

など、熱狂的ファンを持つアニメーション監督です。

押井監督はその特集でのインタビューでこう答えています。

「時代そのものを盗む。大きな犯罪を突き抜けた先に、あるいは突破することがどのような意味を持つのか、そしてそこまで突き抜けちゃった人間が見た現代はどういう風に見えるのかを書いてみたい」




―なぜ幻に?

ではなぜそこまでの企画と構成がありながら、「幻」となってしまったのでしょうか?

調べたところこのような記述がありました。

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「脚本の初稿段階でルパンは存在しなかったという結末を提示したところ東京ムービーのプロデューサーは絵コンテ段階でないと判断できないと理解を示したものの、読売テレビと東宝のプロデューサーが『ルパン三世』は子供も楽しめる娯楽作品であるべきとの考えから、そこからあまりにもかけ離れており、「訳が判らん」「理屈っぽい」と強固に反対した」

別の話を求められたが、押井監督は最初に出した企画以外考えられない。としました。
——————–

こうして押井ルパンは幻となってしまったようです。

もしもこの企画が通っていたら、どんなルパンが見れたのでしょうか?




ちなみに、押井監督は2000年に改めてルパンのオファーを貰うのですが、それを断っています。

ファンとしてはとても残念な話ですね。

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