進撃の巨人特番(12)~「紅蓮の弓矢」を読み解く~



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アニメの主題歌が実は物語の世界観を俯瞰している(言い換えている)ということはよくあります。

では進撃の巨人ではどうでしょうか。

前期のオープニング曲である「紅蓮の弓矢」について読み解きたいと思います。




■紅蓮の弓矢

紅蓮というのは文字通り赤を想像させます。

元々は仏教用語で灼熱地獄や火の海のことのようです。

進撃の巨人で赤といえば、血、筋肉むき出しの大型巨人、戦いなどなど本編のテーマとなる色でもあります。

立体機動装置で飛び回るキャラ達はまるで矢のようにも見えます。


■不本意な現状を変えるのは戦う覚悟だ

進撃の巨人のストーリーの中でキャラ達は選択を迫られる場面が多くあります。

例えば、104期生が調査兵団で戦うことを決めたのもまずは選択からはじまります。そして、選択することは「覚悟」をすることでもあります。

この歌詞の直前には「祈ったところで何も変わらない」とあります。

そうです、祈ったところで残酷な世界の状況は何も変わりありません。誰かが犠牲になって戦わなくてはならないのです。




■囚われた屈辱は反撃の嚆矢

鏑矢は歌詞では(こうし)と読みます。この漢字は「かぶらや」とも読めます。

鏑矢は昔、合戦をはじめる時の合図に用いられていました。


■何かを変える事が出来るものは、何かを捨てる事が出来るもの

原作でアルミンが言ったセリフですね。

実は1回だけでなく24話と25話など何回か出てきています。

エルヴィン団長ややピクシス指令もこの意図の言葉を発していました。

仕事と家庭、部活と勉強など…エレンの残酷な世界といかないまでも、私たちも大事な決断をする時は何かを代償に前に進んでいるのではないでしょうか。


■イェーガー

歌詞にはドイツ語でイェーガーと何回も出てきます。

まさに主人公エレン・イェーガーのその名です。

イェーガーというのはドイツ語で狩人を意味するようです。




このように、歌詞からも緊張感とスピード感があふれ、オーケストラがバックの壮大な楽曲はこのアニメにピッタリです。

歌詞を読み解くことで意外な発見があったりもするので、繰り返し何度も聴いてみてくださいね。

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