アニメ制作の裏側(9)~キャラクターデザインとギネス記録~



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テレビアニメーションで、登場キャラクター数が一番多い作品は何かご存知ですか?

ポケモン?
キャプテン翼?
テニスの王子様?
ワンピース?
イナズマイレブン?

いいえ、そのどれでもありません。

今回はアニメのキャラクターについて調べてみました。




■登場キャラクター数が一番多い作品

まずは最初の質問の答えから書きます。

テレビアニメーションで、登場キャラクター数が一番多い作品は何か?

答えは、「それいけ!アンパンマン」です。

25年もの長い間放送された同作品は、2009年8月で放送回数1000回を記録し、現在2013年年末までには1200回を超える予定です。

登場キャラクターも大変多く、2009年6月には、1768体ものキャラクター達が「最もキャラクターの多いアニメシリーズ」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されました。

その後も年に20体以上新しいキャラクターが生まれており、記録を更新し続けています。


■アニメキャラクターってどうやって作るの?

アニメオリジナルで、1から作る場合は、まず設定から作る事になります。

男か女か、年齢は?身長は?体型は?髪型は?すべて1から作る事になるから大変な作業です。

アニメの場合は、キャラクターデザイナーがいるので、基本はその方が作る事になりますが、それはビジュアルの問題で、設定は監督、脚本家など制作スタッフで話し合って作られます。

主人公などのメインキャラクターについては、作品の大変重要なものになりますから、最近では制作スタッフだけではなく、製作委員会メンバーも含めて、制作会議が開かれてそこで話し合って決められることも多くなっているようです。

そのようにして作れるものが、キャラクター原案となり、キャラクターデザイナーはそれを元にしてデザインを作ります。

表情パターンも含めて、いくつかラフ案が作られ、最終的にその作品に最もふさわしいというキャラの姿にされていきます。

キャラクターが完成すると、今度は喜怒哀楽の表情や、上向き下向き正面などの顔の向き、立ったり座ったりの体の動き、夏服、冬服、カジュアル、フォーマルなどいくつかの衣装パターンなど、詳細なキャラ設定がキャラクターデザイナーによって何枚も描かれます。

それを見本にして、アニメーターが原画や動画でキャラクター達を描いて動かすのです。




■キャラクターデザインは大変!

魅力的なキャラクター、それがもちろん望ましいことは言うまでもありません。

キャラに人気が無ければ、作品の人気にも左右されてしまいます。

それは主人公だけではなく、メインを務める周辺キャラや、ライバル、敵に至るまで重要視されます。

また、キャラクターデザインは、メインキャラだけではなく、雑魚キャラ・モブキャラもデザインの必要があります。

普通は簡略され効率的に作られますが、それでも作品世界が損なわれないように、最低限のデザインは施さなければなりません。

更には兵士A、B、C。
女性A、B、Cというように、モブキャラであっても何パターンか違うデザインを作らなければなりません。

1クールのような短い作品であったとしても、1つの作品で何十体もキャラクターデザインをしなければならないようです。


■アンパンマンってすごい!

ここでアンパンマンに少し話を戻します。

たくさんのキャラクターが登場するアンパンマンですが、1話1回限りのキャラも多いです。それでもすべて、名前があり、設定が作られるのです。

多少似たようなキャラが居たとしても、まったく同じキャラにするわけにはいきません。

そう考えると、1768体もキャラがいるというのは、ギネスに載るのもうなずける話です。




あなたのお気に入りのキャラは誰ですか?どんな所が好きですか?

その作品の何人もいるキャラの中で、なぜあなたはそのキャラを好きになったのか?

キャラクターデザインという視点から、一度考えてみるのも面白いかもしれませんね。

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