TIGER&BUNNY外伝(1)~サブタイトルに込められた秘密~



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サンライズのオリジナルアニメ『TIGER & BUNNY』。

2011年に放送されたこの作品は、熱烈なファンの支持により劇場化され、2作目が来年早々に公開予定です。

人気の秘密は色々あると思われますが、世界観を統一する為に細部にまでこだわっている所にあるように思います。

その1つとして、各話のサブタイトルがあります。




アニメのサブタイトルは、大体その話の内容が分かるようなものが付けられます。

作品世界を現すために、サブタイトルに凝っている作品は多いです。

基本的には脚本家が決めることが多く、当初仮のサブタイトルが付けられて、絵コンテや演出まで完成して初めて正式タイトルが付けられる事もあります。


■TIGER&BUNNYのサブタイトル

『TIGER & BUNNY』はアメコミヒーローを思わせるような世界観とキャラクターデザインが売りになっています。

それもあって、サブタイトルはすべて英語になっています。

日本語訳も付いていますが、すべてことわざなどの韻を含んだものになっています。

それが各話数のストーリー内容に沿っているからすごいと思わされます。

全部を紹介したい所ですが、長くなるので一部を紹介させて頂きます。

#01
英語:All’s well that ends well.
和訳:終わりよければすべてよし

#02
英語:A good beginning makes a good ending.
和訳:はじめが肝心

#03
英語:Many a true word is spoken in jest.
和訳:嘘から出た真実

#04
英語:Fear is often greater than the danger.
和訳:案ずるより、生むが易し

#05
英語:Go for broke!
和訳:当たって砕けろ!

#06
英語:Fire is a good servant but a bad master.
和訳:火は従順なしもべだが、悪しき主人でもある

#07
英語:The wolf knows what the ill beast thinks.
和訳:蛇の道は蛇

#08
英語:There is always a next time.
和訳:必ず機会が来る

#09
英語:Spare the rod and spoil the child.
和訳:かわいい子には旅をさせよ

#10
英語:After a calm comes a storm.
和訳:嵐の前の静けさ




いかがですか?

「終わりよければすべてよし」よりは「All’s well that ends well.」の方がかっこいいし、ヒーローっぽいと思いませんか?

またストーリーの内容に沿ったタイトルなのは当然ですが、言葉遊びのように韻を含めて伏線を張っていたりするのも感じます。

例えば、7話のタイトルThe wolf knows what the ill beast thinks.(蛇の道は蛇)、12話のタイトルTake heed of the snake in the grass.(草の中にいる蛇に用心せよ)、どちらにも「蛇」という言葉を使っています。

この作品のラスボス的組織『ウロボロス』は、自分の尾を咥えた蛇に剣を刺したマークがシンボルとなっています。

このような細部への拘りが、『TIGER & BUNNY』の魅力ではないかと思います。




ところで2014年公開予定の劇場作品のサブタイトルは「The Rising」。

一体どういう意味が込められているのか?楽しみですね!

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